治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験（ラット）で乳汁中へ移行することが報告されている。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
第二世代の抗ヒスタミン薬のエピナスチン塩酸塩が、アレルギー性鼻炎によるくしゃみ・鼻汁症状にすぐれた効果を発揮。
【薬剤師が解説】花粉症に効果的な漢方｜漢方のメリット・デメリット、症状別のおすすめも紹介！ #漢方
アレグラは眠気はもっとも少ないですが、効果の強さもマイルドになります。
・ある程度の効果が期待でき、しかも眠気の副作用が少ないという、よくバランスの取れた薬剤であるところ。（６０歳代病院勤務医、一般内科）
脳では神経伝達物質として情報の橋渡しをしていますが、抗ヒスタミン薬によって脳でのこの働きがブロックされてしまうと、中枢神経が抑制されて眠気が出現します。
ここで挙げているものは一例ですので、いつもと違うような気になる症状が出た場合は、医師や薬剤師に早めに相談するようにしましょう。
アレグラと飲み合わせが禁忌のお薬はありません。しかし併用に注意が必要なお薬はあります。
また、花粉症などの季節性のアレルギー性鼻炎で服用するとき、原因となる花粉が飛散する時期はお薬を飲み続けた方がいいと言われていますが、どのぐらい服用を続ければいいのかわからないような場合は一旦医師に相談するのがおすすめです。
【薬剤師が解説】アレグラを飲み続けても大丈夫？長期服用の注意点・副作用など
アレグラを含め、現在はたくさんの種類の抗アレルギー薬が存在します。市販の抗アレルギー薬を購入する際は、今回の記事を参考に、成分の特徴を理解して自分の症状にあったお薬を選ぶようにしましょう。
アレグラは、第二世代抗ヒスタミン成分が配合されたお薬です。アレルギー症状の原因となるヒスタミンをブロックすることにより、アレルギーによるさまざまな症状を改善します。
このように、副作用がかなり強いのが発売当初の抗ヒスタミン薬でした。こうした強い副作用のお薬を「第一世代」と呼んでいます。現在では副作用を逆に利用して、術後疼痛コントロール目的にソセゴン（痛み止め）＋アタラックス（第一世代抗ヒスタミン薬）など投与することもあります。(病院用語では略して「ソセアタ」といいます) here